EUで原発回帰論、英・伊は凍結政策転換、仏、各国に活用訴え。 2008/05/28, 日経産業新聞 EUで原発回帰論、英・伊は凍結政策転換、仏、各国に活用訴え。 2008/05/28, 日経産業新聞
欧州連合(EU)で原子力発電への“回帰論”が広がってきた。EUのペテリング欧州議会議長は二酸化炭素(CO2)の排出抑制などで「原発利用が必要になる」と語った。
英国やイタリアは原発凍結政策の転換に踏み切っており、七月からEU議長国になるフランスは原発活用をEU各国に訴える構えだ。
原発政策は加盟国の主権が強いうえに、国によって政策対応が大きく違うため、EUの欧州委員会や欧州議会はこれまでは明確な政策スタンスを示さなかった。
次期議長国のフランスはEUの温暖化対策のなかで「石油や石炭などの代替燃料」として原発を位置付けたい考え。
だが北欧諸国やオーストリアなどは放射性廃棄物への懸念から原発反対の姿勢が強く、EU各国で原発利用を巡る議論が激しくなりそうだ。
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