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| マル激 |
マル激トーク・オン・ディマンド 第376回(2008年06月14日) なぜ秋葉原なのか、なぜ携帯掲示板なのか、なぜ無差別なのか ゲスト:東浩紀氏(批評家・東京工業大学世界文明センター特任教授)
※この事件を同情・許すべきかとは全く違う話です。 でも、分析する必要がある。これがマル激の主旨。
★階級社会では、階級的連帯が起こりうる。 自分達はどういう立場で、何が問題かがわかる。フランスなど。
日本は、高度経済成長時代に作り上げた「一億総中流」の考え。 すでに階層社会になっているのに、階層を意識できない。
フランスはエリート社会。エリートのつながりが強く、 下層の人もエリートの存在を認めている。 しかし、エリートの能力が低く結果を出せないと 下層の人はデモ、スト、暴動を起こす。 デモに対する社会の許容度が高い。
一方で日本は、みんなが平等と思っている。 不平等があると「なんでお前だけが?」と妬み嫉み出まくり。
なるほど。 前半しか見てません。
[メモ]
ロストジェネレーション 若者達の不満
不安ではなく、不満。攻撃的な怒り。 単なる通り魔ではない。
宮台「この事件には興味はない」 この事件で露わになったなった新しい情報はない。 強いて言えば、秋葉原が事件の場所になったこと。
無関係な人たちを大量に巻き込んだ「自殺行為」 不満をぶつける先はどこか。 首相官邸とかに突っ込むのではない。 今の厳しい労働環境が改善されるわけではないから。 とすると、こういう結果になってしまった。
引きこもりの男性が、女性にもてなくてキレて暴れた という事件にしてはいけない。 政治・社会に対する怒りと見るべし。
階級社会。階級的連帯が起こりうる。焦点がハッキリする。 自分達はどういう立場で、何が問題かがわかる。フランスなど。
日本は、高度経済成長時代に作り上げた「一億総中流」の考え。 すでに階層社会になっているのに、階層を意識できない。
フランスはエリート社会。エリートのつながりが強く、 下層の人もエリートの存在を認めている。 しかし、エリートの能力が低く結果を出せないと 下層の人はデモ、スト、暴動を起こす。 デモに対する社会の許容度が高い。
一方で日本は、みんなが平等と思っている。 不平等があると「なんでお前だけが?」と妬み嫉み出まくり。
パターナリズム(温情主義)、 エリート主義が、日本では成り立たない。
ダガーナイフの規制、歩行者天国の廃止、 警官の数増大、ネット上の犯行予告に反応……、 それは本質的な解決策じゃないだろ。
政治的手当てがあるとすれば、 人生、半分以上が運で決まる。 20代まではチャンスがあるが、 20代後半になると流動性なくなる。 そこで、ソレナリに生きられるか。 負けたなら負けたなりに楽しく生きられるように。 ある程度の生活水準があれば。
ホリエモンも俺も一緒だ、と思ってしまっている。
東「フランスは好きじゃない」 ヨーロッパ市民と移民の別がある。 ヨーロッパ市民の中だけで階級を守っている。
移民は要らなくなれば返せば良い。 日本人は、そうは思えない。
負け組みを認める社会になれば、経済の活力は落ちる。 ユルくなるから。
社会的包摂性。沖縄。就職率は低いが、 アノミーは起こっていない。包摂されている。 「つらかったら帰って来い」と言える。血縁的引力が働く。
教育予算が低すぎる。
この国で社会・政治について考えると絶望しかない。 考えない人の方が包摂されている。
サブカル、昔は代替的地位獲得の場 90年代後半は、コミュニケーションのネタ化 ナンパ系、ネット系と同じ。
どこに行くにも友達作れないとダメ。 対人関係に繋がるような情報の使い方ができるか否か。
人間関係をつくる力があるか否か。 これで包摂性が決まる。
80〜90年代の不良。負け組みだけど、コミュニティ。 地域の共同体があったから、ウラ集団もあった。
自分がコントロールできないものを受け容れる力がない。 理解できなくなっている。 自己決定、自己責任という言葉が浸透しすぎたため。
離脱可能性がある場は、本当のコミュニティではない。 離脱不可能な組織をいくつ抱えているかで、 人間の深さが決まる。
社会的包摂性とは、 依存を受け容れること 依存をさせてあげること
自分を受け容れなかった社会への怒り。 形が通り魔のようになったに過ぎない。
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